**iPad Dock 1Gでの下記の実験は先きを急ぎ過ぎました!
**認識してくれません!別な方法を考えます(2012.11.2)
追試の結果(2012.11.4)
下記はドックコネクタ(アクセサリー抵抗68KΩ)を接続した結果でした。
Line Out(3.5mm Phone Jack)からは正常に出力されていました。
iPad Dock(1G)は[Lightning-30pin変換Adapter]で
Phone JackのLine Outから正常動作できる事を確認できました。
30pin ドックコネクタからLine Outを出力したい時は
アクセサリー抵抗を500KΩにすると認識されましたが
認識されるまで10数秒程時間がかかりました。
また
ドックコネクターを抜いた時に内蔵アンプに切り変わる時間も同じくらいの時間を要していました。
この確認はiPod の音量調整用スライダーの有無で判断できます。
iPad 1G DockをLightning Adapterを介して使う時 は
3.5mm Phone JackのLineOutを強くお勧めします。
作成したドックコネクターの15ピンが浮いていました!
15ピンをグランド処理をした所、抜き差しで瞬時に切り替わりました。
既製品を使用していれば始めからスムーズにいっていた、と反省しています。
iPad mini でも問題ない事を確認しました。
iPhone5は確認していませんが問題ないと思います。
閑話休題
iPodにはドックが当然のように付属していたのは昔話になりました。
純正のLightning 対応Dock のアナウンスが無いのはどうしてなのでしょう。
iPodはポータプル機ながら音質を重視していて
30pin Dock connectorでLineOutをサポートして沢山の方が高音質の恩恵に預かっていました。
Lightning仕様ではコネクタ内部にD/Aが実装されています。
厳重なシールドに包まれたD/A は本体に組み込まれるより
S/N に有利な事は容易に想像でき、この事は多いに歓迎しますが
Line Out時にLightning Adapter+30pin Dock Connectorという
接続方法にアップルらしいIndustrial Designがみられない気がします。
私的にはLightning Adapterに30pinのドックコネクタ無しの
Line Out cable直出し専用アダプターを出して欲しいです。
30pinのコネクタを省略する分、アダプタの長さ方向を5mm以上は短くでき
ポタアン・ファンは大喝采を送る事でしょう!
話は変わりますがSONY のPHA-1を最近知りました。
品切れ状態が続いているようです。
ニッチな分野のポタアンをSONY からという事で驚くやら嬉しいやらです。
筐体のデザインは気に入り欲しくなる逸品です。
PHA-1のファイナル段はここのブログでも沢山使ったTPA6120。
その前段はLME49860。
ここのブログのTPA6120 バランス回路に使ったLM49720の高耐圧版です。
PHA-1が進化しLightning仕様のPHA-1L(勝手に命名)が製品化される事を期待したい。
歩きながら音楽を聴くという文化を創ったのはWalkMan。
楽曲配信をいち早く手がけたのはSONY................
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Lightning対応のドックは発売されていないので無いものは創ることにした。
とっても簡単で、ベースになるドックはiPad(1G)用です。
ドックの傾斜に合わせて1.5tのアルミ板を折り曲げ、隙間は蒲鉾の板を塗装して流用。
使い勝手は良好で強度も充分あります。
これで「Lightning Adapter内蔵DAC」の再生音を聴く準備が完了しました。
iPad miniだとこのような感じで収まります。
この項の終わりに
『Lightning I2C→{D/A+Buffer}』→Only Line Out
色々な{D/A}を搭載した3rdパーティの製品がでてくる事を期待したい。
ただし最後のアンプ部分を僕たちが創る喜びは残しておいて.......