I/V Convertorを実験するにあたり負電源のレギュレーターも必要になり
TPS7A4700の基板を流用してTPA7A3301の負電源を作りました。
TPS7A4700とTPA7A3301は同じシリーズの正負レギュレータで
入出力及びレファレンス等のピンアサインは同じです。
下図の回路図は3種類作成した大・中・小の大と小を記してあります。
小の基板にはX2Yキャパシターは実装されていません。
抵抗2本とキャパシター1個を追加して負電源基板としました。
R1およびR2はパターンを削って実装しています。
TPS7A4700を使用時の電圧設定用パッドは全てグランドに接続しています。
TPS7A4700は価格は高いですが大変に便利なレギュレーターICです。
また
負電源のTPS7A3301がピンコンパチという設計者の使う身になっての計らいに思わずニンマリしてしまいます。
これからTPS7A4700の基板を作られる方はR1,R2およびCFFのパターンを追加しておくと佳いと考えます。
参考迄に
作った3種類のTPS7A4700基板のソルダー・サイドです。
TPS7A4700の裏側はレジストを除去して放熱効果を持たせるとともに、入出力電位差が多きいときは放熱器を接着出来るようにしてあります。
スリットはグランドの表裏を接続し共通インピーダンスを下げる目的です。
大・中・小ともに施してあります。