80万カウントのプレゼント
Analog Discovery_Impedance Analyzer(7)
前回測定したAnalog Discovery_Impedance Analyzer(6)での
Analog Discovery_Impedance Analyzer(8)Load First
アンチエイリアシング・フイルタ
80 万ヒットの応募はありませんでした。
多分に見過ごしてしまったかもしれません.....また企画..?します。
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久しぶりにトランジスタ技術を購入しました。2月号。
Analog Discovery2 の和訳マニュアルが欲しかった?
記事で興味を持ったのはAnalog Discoveryでのスペクトラム測定時に
アンチエイリアシング・フイルタの必要性の詳述記事が勉強になりました。
Fcが150Hz,1.5KHz,15KHz,150KHzのLPFを用意すると正確に
スペクトラムと雑音測定が出来るそうで
LPFは7次のバターワース特性だそうです。
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トランジスタ技術 2018年2月号 p.118からの引用↓..↓
スピーカのインピーダンス測定
Capacitor Flux Cancellation
DigiKeyからの贈り物
アンチエリアシング用 7次 LPF
「計測のためのフィルタ回路設計」 遠坂 俊昭著
アンチエリアシング用 7次 LPF(2)
LPFのカット・オフ周波数とキャパシタから抵抗値を求め
アンチエイリアシング用 7次 LPF(3)
アンチエリアシング用 7次 LPF(4)
アンチエリアシング用 FDNR 7次 バタワース LPFの抵抗値を正規化テーブルから求めます。
アンチエリアシング用 7次 LPF(5)パターン設計
Analog Discovery_Impedance Analyzer(9)DE-5000
この状態でOPEN-SHORT補正を行いました。
ケーシングしているので補正結果は安定していて再現性があります。
外側が補正後のOPEN-SHORTです。
ケルビン・クリップも試してみました。
この状態でOPEN-SHORT補正してみました。
外側が補正後のOPEN-SHORTです。
縦軸は注意して読んで下さい。
OPEN-SHORT補正も限界はありますので配線はなるべく短い方が良い結果となりました。60db Low Noise Amplifier (案)
Ideal Diode Bridge Controller(LT4320)_1
60db Low Noise Amplifier_2(基板設計)
組み立てが容易になるようDIP ICとデスクリート部品で設計してみました。
部品面は全面ベタアース仕様とし
ICの配置は信号ライン優先です。
半田面の電源ラインは可能な限り面積を確保しコーナーはRでまとめました。
回路構成は
「計測のためのアナログ回路設計」遠坂俊昭著
「第2章 低雑音プリアンプの設計と製作・評価」の記事を参考にしました。
オリジナルは増幅部:NJM5534x2 DC Servo:uPC811という構成で
入力換算電圧密度は5nV/rtHz以下(100Hz~100KHz) という仕様です。
今回の目標は1nV/rtHz以下としますので AD797 を採用しまました。
コンデンサアレーの実測 (Capacitor Array)
LT4320+GS61008T(GaN)_LTspice
コメント欄は新しい記事で隠れてしまいます。
Bunpeiさんから頂いたコメントは大変に興味深いものなので備忘録として再掲します。
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最近、InfineonのSiCの整流ダイオードに換えて、GaN FET素子のBody Diode部分を整流ダイオードとしてディジタルオーディオ回路の電源回路に使ってみたところ、顕著な聴感上の音質向上効果を感じることができました。
そのことを、diyAudio ForumにKazuo Ozawaさんと投稿しております。
なぜ音質がよくなったように感じるかの理由は不明ですが、聴感上はノイズが減ったような印象を受けます。
この場合、GとSをそのまま接続して使っているためVf的な電圧が2Vくらいになります。
もしこのLT4320を使ってゲート電圧をかけてやることが可能ならば、そこが改善できると思いましたが、果たしてLT4320はGS61008TのようなGaN E mode トランジスタ(N-type)に対して適用可能なのか、自分では判断がつかず、ご相談させていただく次第です。
Bunpei さんのdiyAudio Forumへの投稿記事
Applying GaN transistor as a replacement of SiC rectifier
Konちゃんの虫眼鏡(Kazuo Ozawaさん)
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LT4320のデモ回路で
60Hzを50Hzに、.tran 33mSを40mSに変更しました。
これを基準に GaNと比較したいと思います。
Silicone Power MOS FET をGaN Transistor(GS61008T) に変更しました。
同じような波形でLT4320はGS61008T を駆動できているようです。
GS61008T のスパイスモデルです(411KB)Ideal Diode Bridge Controller(LT4320)_2
LT4320はパッケージが3種類あります。
入力に20Vの直流電圧を印加し、電子負荷で1A流してドロップ電圧を測定したところ
20.0446V(無負荷)から20.0216V(1A)に降下しドロップ電圧は23.8mVでした。
FDS5680のR_DSはV_GS(6V)で25mΩ,V_GS(10V)で20mΩです。
23.8mΩは問題のない測定値だとおもいます。
下の写真は20V,2Aを通電している状態です。
100mW弱しか消費していませんが確認のために3時間ほど通電しました。
発熱は全くありません。
回路図と基板外形です。
説明で基板は赤色になっていますが領布基板は緑色です。
出力のTVSはバイポーラを使用していますがユニポーラでもOKです。
MOS FETとC1~C4は選択可能です(部品リストを参照してください)
MOS FETは希望する出力電圧と電流から選択してください。
この基板の許容電力は500mW以下です。
入出力ピンはインチピッッチになっています。
TVS,X2YとC1~C4は未実装でも動作に問題はありません。
MKS2とX2Y以外の部品は全て秋月さんで揃えられます。
上記の基板でX2Yを除いた基板を含めた部品代は1.000円位です。
A:秋月電子通商
S:千石電商(MKS2)
D:DigiKey(X2Y)
秋月電子通商扱いのMOS FET で使用可能なものを部品リストにあげました。
基板はSOIC-8ですが部品リストにあげたパッケージも実装可能です。
一箇所のみドレンの金属部がショートしないようにカプトンテープ処理をしてください。
上記処理をしてRJK0328DPB-01 を実装しました。
注意:実装時は出力に電解コンデンサ(560uF以上)を接続してください。
ピンの接続にコネクタを使用すると接触抵抗で電圧がドロップしますので気をつけてください。
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7ページ目に有意義な情報がありますのでご一読をお願いします。領布価格は4枚/1setで600円です。普通郵便での郵送料は当方負担です。
お支払いは振込手数料が不要なPayPalでお願いいたします。
ご希望の方はプロフィールからメールで
件名を「LT4320PCB購入希望」として
お名前、住所、希望数量を明記していただければ
折り返しPayPalでのお支払いメールをお送りします。
入金を確認でき次第即日発送します。
Vカット基板なので基板端には若干のバリが発生します。
また郵送中にVカットから折れる可能性もあります。
性能に問題はありませんのであらかじめご了承をお願いいたします。
お送りするのは基板のみで紙の媒体は付属しません。
ここに書かれている内容が全てですので理解していただけますようお願いします。
羽澤
Ideal Diode Bridge Controller(LT4320)_3
MOS FETのオン抵抗の違いによる発熱を調べてみました。
出力電圧は26.4Vで負荷電流が3Aの温度上昇の結果は
下表のようになりました。Bは秋月さんの基板に使用されているMOS FETです。
4個使用でMOS FETだけで1.000円になりますが
この基板の放熱で3Aは全く問題ありません。
Aは耐圧が30Vですがオン抵抗は小さいので出力電圧が20V未満の時は
選択の余地は大だと思います。
Cは出力電流が3A未満の時はコスパが優れて採用できます。
Dも同様に使用できますが温度は上昇します。
温度測定は30分程通電してから行いました。