デスクリートで組んだ+/-18Vのトラッキングレギュレータのシュミレーションです。
回路図の0.1uFの実際の値は47〜100uFです。
シュミレーションの時間短縮の為に小さな値にしています。
直流動作はOKですね。
この回路のオリジナルはHP 333A Distortion Analyzerの電源部でした。
オリジナルの出力電圧は+/-25Vです。
この歪率計は最近、知人から頂戴しました。
オリジナルからの変更点は
基準電圧のZD(7.2V)を6.9Vのシャントレギュレータに変更し
検出抵抗の値も変更し+/-18V出力にしました。
R17をトリミングして+/-をあわせ込みました。
このようなトリミングは実機を作った時の調整時に役立ちますね。
基準電圧源の変更は
LM329のほうがZDよりノイズが少ないのが選定理由です。
また負電源のシリーズパストランジスタに
NPNが使われていたのをPNPに変更。
HP 333A Distortion Analyzerの電源部基板
キャパシターの200MF 50VDCには一瞬驚きました。
Mはμなのですね。
横型のキャパシターとソリッド抵抗器、メタルキャンのトランジスタ達がアナログな雰囲気を醸し出します。
閑話休題
懐かしのQuad 44 Pri Amplifierは入出力がモジュール化されていました。
Quad 405 Power Ampと一緒に友人に差し上げて現在は手元にはありません。
差し上げた先きはCDしか聴かないという事で
下記のモジュールだけが残っています。
モジュール達